韓食  >  2017

筍若鶏湯(ヨンゲタン)

  • 業者名タルビットゥラッ
  • 指定年度2017
  • 指定番号KF1702
  • 価格情報KRW15,000

概要

静かな潭陽(タミャン)の田舎、田畑の間に小さな食堂が一つ見える。華やかでもなく、目に留まるわけでもないこの食堂の駐車場は車でいっぱいだ。彼らはすべてここ「タルピットゥラッ」の若鶏湯(ヨンゲタン)を目的に遠い地域から、ひいては外国から訪れる客だ。若鶏は450~500gの若い鶏のことで、非常に手に入りにくい食材である。若鶏の温かい性質と潭陽(タミャン)の筍の冷たい性質が調和を成す若鶏湯(ヨンゲタン)の味わいは深く、それでいてあっさりとしている。韓国公認の調理技能長であるチョ・ヘギョンは幼い頃祖母から大釜にもち米と若鶏を入れて若鶏湯(ヨンゲタン)を作っていた姿を覚えている。その後、父が家業を継ぎ緑豆と筍を入れて、更に竹塩で味付けをする調理法を編み出した。そうして3代目となったチョ・ヘギョンは、伝統的な文献で紹介されている技法を採用し、若鶏をそのまま茹でて煮出したスープに各種野菜を加えてできた白いスープに、通常参鶏湯(サムゲタン)に入る朝鮮人参の代わりに筍を加えたレシピを考案した。ストレスを解消して元気を回復し、高血圧やがん予防に卓越した効果を発揮するという噂からか、他店とは比較にならないほど香り高く味わい深いスープのためか、今日も「タルピットゥラッ」には若鶏湯(ヨンゲタン)を待つ客で混み合っている。

商品説明

朝鮮人参の代わりに地元の特産である筍を使用して作った韓方参鶏湯(サムゲタン)。伝統製法に則り鶏肉の中に薬膳の材料を入れずに、鶏肉だけを丸ごと煮ることで、高熱で栄養素が破壊されることなくヘルシーなスープが出来上がる。